2012-04-12 18:20:43

アポンテ・マルティネス枢機卿逝去



プエルトリコのサンファン名誉大司教、ルイス・アポンテ・マルティネス枢機卿が、10日、首都サンファンの病院で逝去した。89歳だった。同枢機卿は長い闘病生活をおくっていたが、ちょうどこの日、司祭叙階62周年を迎えたところだった。

アポンテ・マルティネス枢機卿は、1922年、プエルトリコのラヤスに生まれた。1952年4月10日に司祭叙階。1960年、ポンセ協働司教に任命され、プエルトリコ生まれの初めての司教となった。1964年、サンファン大司教(1999年、現職引退)。プエルトリコ司教協議会会長を務めた。1973年、教皇パウロ6世より枢機卿に任命された。

教皇ベネディクト16世は、第2バチカン公会議の誠実な証し人、熱心な司牧者として、福音のために献身的に生きた同枢機卿を惜しまれ、心から冥福を祈られた。

先日7日のイグナス・ムッサ1世ダウド枢機卿、そしてアポンテ・マルティネス枢機卿の帰天によって、現在の全枢機卿数は210人、そのうち教皇選挙の投票権を持つ80歳未満の枢機卿は123人、投票権を持たない80歳以上の枢機卿は87人となった。








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