2012-03-28 14:21:00

キューバ訪問:教皇、ラウル・カストロ国家評議会議長と会談


キューバを訪問中の教皇ベネディクト16世は、現地時間27日夕、ラウル・カストロ国家評議会議長と会見された。

前日、サンティアゴ・デ・クーバでコブレの聖母発見400周年を記念するミサを捧げられた教皇は、翌朝、コブレの慈悲の聖母像が安置される市内の巡礼聖堂を訪問、聖母像の前で祈りの時を持たれた。

この後、教皇は、サンティアゴ・デ・クーバを後にし、首都ハバナに移動された。

教皇はハバナ市内の革命宮殿にカストロ国家評議会議長を表敬訪問、両者による個人会談が行われた。

バチカン報道局長フェデリコ・ロンバルディ神父によれば、会談はおよそ45分にわたり、和やかな雰囲気のもとに行われた。

主な内容として、人道的テーマを含めた、キューバの国内状況や市民生活の現状が話し合われた。

教皇は、キューバの教会がその信仰生活をより充実させることができるよう、また教会が社会の中でより積極的に共通善に奉仕できるよう期待された。

教皇はこの席で、キリストの受難を記念する「聖金曜日」がキューバで祭日として認められることを願われたという。








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