2012-03-25 17:51:02

教皇メキシコ訪問:カルデロン大統領と会談「小型武器の不拡散の推進を」


メキシコ訪問中の教皇ベネディクト16世は、現地時間24日午後、フェリペ・カルデロン大統領と会見された。

この朝、グアナファト州レオン市にあるミラフローレス神学院でミサを捧げられた教皇は、午後、大統領への表敬訪問のため、州都グアナファト市に向かわれた。

グアナファト州庁舎カサ・デル・コンデ・ルルで行われた教皇とカルデロン大統領の会談では、バチカンとメキシコがそれぞれ積極的に取り組んでいる、今日の世界の様々な問題について意見が交換された。

会談は、特に気候変動、食料安全保障、飢餓対策などのテーマのほか、非核推進、小型武器の国際貿易条約作成の必要性に言及、小型武器の拡散が組織犯罪の活動を助長しているとの認識が示された。

また、自然災害や人道問題で苦しむ人々へのカトリック教会の国際レベルの支援、青少年育成をはじめとする教会の教育事業も話題にのぼった。

教皇は大統領との会談後、殉職した警官や拉致被害者の家族など、組織犯罪の犠牲者の遺族らとお会いになった。








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