2012-01-23 18:55:36

アジアの旧正月にお祝いの言葉、教皇、日曜の集いで


教皇ベネディクト16世は、22日、日曜正午の祈りを信者と共に唱えられた。

25日まで行われているキリスト教一致祈祷週間を受けて教皇は、イエスが受難の前に神に向けた「すべての人を一つにしてください。世が信じるためです」(ヨハネ17,21)という祈りに心を合わせるようにと、すべての信者を招かれた。

今年の祈祷週間のテーマ、「わたしたちは皆、主イエス・キリストの勝利によって変えられます」(一コリント15・51-58)を示された教皇は、罪と死に対するキリストの勝利、すなわち復活が、キリストを信じるすべての人々を根本的に変容し、永遠の命への道を開く出来事であることを観想するよう招かれた。

そして、イエス・キリスト信仰が持つ変容の力を認め受け入れることは、キリスト者たちの完全な一致への努力をも助けるだろうと強調された。

教皇は、キリスト教一致祈祷週間の最終日、25日(水)にローマの城壁外の聖パウロ大聖堂で、聖パウロの回心の祝日の夕べの祈りを諸教会の代表者と共にとり行うことを予告され、この集いを通して一致への祈りを新たにするよう、多くの人々の参加を呼びかけた。

教皇はアジアのいくつかの国々でこの期間、旧暦の正月が祝われることに言及。世界が経済・社会危機に見舞われている現在、人々にとって新しい年が正義と平和に満ちたものとなるようにと祈られた。









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