2011-12-26 18:31:12

教皇、ナイジェリアの教会を標的としたテロに深い悲しみ


主の降誕の翌日、26日、カトリック教会の典礼暦は聖ステファノ殉教者を記念する。

教皇ベネディクト16世は、この日行われた正午の祈りの集いで、前日ナイジェリアで起きた教会を標的とした連続テロの犠牲者の冥福を祈ると共に、あらゆる暴力行為を厳しく非難するメッセージを出された。

25日、ナイジェリア首都アブジャ近郊をはじめとする国内5カ所のキリスト教教会で相次いだ爆破テロで、降誕祭のミサのために集っていた多数の人々が死傷した。教皇はイエスの誕生を祝うこの日に起きた暴力に深い悲しみを表された。

降誕祭は、死を招く暴力の手を止め、世界に正義と平和が訪れるよう神への祈りを強める時であるだけに、地上に無実の人々の血が流され続けることに大きな苦しみを感じると教皇は述べ、この言語道断の暴力の犠牲となった人々とキリスト共同体のために祈りを捧げられた。

そして、教皇は、暴力は苦しみと破壊と死をもたらすだけであり、尊重と和解、愛だけが平和にたどり着く道であると改めて強調された。








All the contents on this site are copyrighted ©.