2011-11-08 17:20:59

教皇、ドイツの新大使とお会いに


教皇ベネディクト16世は、7日、ドイツの新しい大使とお会いになった。

ドイツのラインハルト・シュウェップ大使は、この日、信任状提出のためバチカン宮殿に教皇を正式訪問した。

新大使への挨拶で教皇は、今年9月に行われたドイツ司牧訪問を思い起こされ、この訪問を通して、真理を追求する人々との出会いを持つことができたと述べられた。

キリスト者は個人・家庭・社会の各立場において真理を証しするよう招かれていると述べた教皇は、現代の価値観の多様化した社会の中で、カトリック教会は人間の尊厳など、決して侵害することのできない人間の基本的権利を擁護する役割を負っていると強調。

すべての人間の尊厳を、その受胎から自然な死に至るまで、全力を挙げて尊重し守ることのできる社会だけが、真の人間的社会と言うことができると、教皇は話された。

教皇はドイツとバチカンの友好的関係を喜ばれ、カトリック教会が自由に福音を伝え、その福祉組織を通して貧しい人々に奉仕できることを感謝された。








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