2011-09-26 18:27:48

教皇、ドイツ司牧訪問を終了「キリスト教の未来に信頼」


教皇ベネディクト16世は、25日午後、ドイツ司牧訪問を終了、ラール空港で送別式に臨まれた。

送別式の挨拶で教皇は4日間の滞在を振り返りながら、ベルリンにおける連邦議会での講演や大統領・首相との会談、またエアフルトでのドイツ福音主義教会関係者らとの兄弟的交流など、実り多い出会いに感謝を述べられた。

また、司牧的性格を持ったこの訪問で、ドイツ各地のカトリック信者、特に同国再統一が行われる以前に宗教が個人生活から取り上げられていた地域の人たちと、ミサや祈りの機会を分かち合えたことを喜ばれ、ドイツのキリスト教の未来に信頼を抱いたと感慨を述べられた。

教皇はドイツの教会が確かな足取りと信頼をもって信仰の道を歩み、人々をキリスト教的根源、イエスの福音の本質へと再び導いて欲しいと希望された。

そして、教皇はドイツが平和と自由のもとに発展することを祈られ、祝福をおくられた。

こうしてすべての日程を終えられた教皇はドイツを後にされ、同日夜、ローマ郊外カステルガンドルフォの離宮に戻られた。








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