教皇庁人事：バチカン市国行政庁・新長官にベルテッロ大司教

教皇ベネディクト16世は、３日、バチカン市国行政庁長官ジョヴァンニ・ラヨロ枢機卿の定年を理由とした現職からの引退願いを受理されると共に、2011年10月１日まで任務に留まるよう願われた。

そして、ラヨロ長官の後任に、駐イタリアおよび駐サン・マリノ共和国大使の、ジュゼッペ・ベルテッロ大司教を任命された。ベルテッロ大司教は、2011年10月１日よりバチカン市国行政庁の新長官として着任する。

また、教皇は、バチカン市国行政庁局長にローマ控訴院の判事、ジュゼッペ・シャッカ師を任命、同時に同師を大司教の位に上げられた。