2011-07-20 18:06:08

教皇、9月にドイツ訪問へ、公式日程発表


今年9月に行われる教皇ベネディクト16世のドイツ司牧訪問の正式日程が、バチカン広報局より発表された。

これはベネディクト16世のドイツ司牧訪問としては3回目にあたるもの。教皇は2005年8月、世界青年の日(ワールドユースデー)大会のためにケルンへ、2006年9月にはバイエルン地方を訪れている。

この度の訪問は、9月22日から25日。テーマは「神のいるところに、未来がある」。教皇は4日間のドイツ滞在中、ベルリン、エアフルト、フライブルグ等で公式行事を行われる。

9月22日(木)、教皇の訪問は首都ベルリンから始まる。午前、ベルリンに到着された教皇は、ベルビュー宮殿で歓迎式典に臨み、クリスティアン・ヴルフ大統領と会見を行われる。さらに、カトリック・アカデミーにあるドイツ司教協議会本部でアンゲラ・メルケル首相とお会いになる。午後、連邦議会で講演後、ユダヤ教代表者らとの集い。夕方、オリンピアシュタディオンを会場にミサが行われる。

23日(金)午前、教皇はベルリンのバチカン大使館でイスラム教指導者らと会見。この後、第2の訪問都市エアフルトへ向かわれる。エアフルトの司教座大聖堂でドイツ福音教会評議会の代表との出会い、聖アウグスチノ会修道院でエキュメニカルな祈りの集いが行われる。午後、アイクスフェルトのエッツェルスバッハ巡礼聖堂で晩課を唱えられる。

24日(土)午前、エアフルトの大聖堂広場で教皇ミサ。午後、ラール経由で3つ目の訪問都市フライブルク・イム・ブライスガウへ。司教座大聖堂訪問、ミュンスター広場で市民に挨拶。神学校でヘルムート・コール元首相、正教会代表者、神学生らとの交流が行われる。夜、見本市地区で若者たちとの前夜の祈りが行われる。

25日(日)午前、フライブルグ空港で教皇ミサ。午後、神学校でドイツ司教団と昼食、連邦憲法裁判所関係者との出会いの後、フライブルグのコンサートホールで教会と社会で奉仕する人々との集いを行われる。こうしてドイツ司牧訪問の日程を終了された教皇は、ラール空港での送別式を経て、ローマに戻られる。








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