2011-06-09 17:16:44

教皇一般謁見・講話要約(2011.6.8)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

先日、クロアチアへの司牧訪問を行いました。

この訪問では、「第1回クロアチア・カトリック家庭の日」を記念したミサを、ザグレブの競馬場で大きな喜びのうちに捧げました。

今回の司牧訪問のモットーは「キリストにおいて共に」というものでした。

キリスト者の家庭の最も重要な使命は、キリストを証しするということです。

クロアチアの文化には、カトリックの信仰が深く根付いています。クロアチアは、他のヨーロッパ諸国と共に、家庭の持つ基本的な役割を社会生活や教育の分野において促進する責任を負っているのです。

ザグレブ市内の広場での若者たちとの前夜の祈りの集いで、私はクロアチアの若者たちに、キリストを彼らの愛と自由への願望をすべて満たす方として求め続けるよう勧めました。

また、ザグレブ司教座大聖堂で、司教・司祭・神学生・修道者たちと共に夕の祈りを共に唱え、彼らに励ましの言葉をおくりました。

さらに国立劇場で行った各界代表者との出会いにおける講演では、普遍の倫理観に基づいた民主主義の成長には、 キリスト教に根差したヒューマニズムの刷新こそが大切だと強調しました。

今回の司牧訪問のために貢献してくださった多くの人々に心からの感謝を捧げると共に、クロアチアとそのすべての家庭をクロアチアの女王・聖母マリアの祈りに託します。








All the contents on this site are copyrighted ©.