2011-03-31 17:23:53

イタリアの教会、被災した日本に精神的一致表明
 


イタリアのカトリック教会は、東北関東大震災で深刻な打撃を受けた日本に精神的一致を表し、カリタス・イタリアを通した支援を進めている。

イタリア司教協議会によれば、28日行われた常任委員会の席上、議長アンジェロ・バニャスコ枢機卿は、日本を襲った破壊的な災害に言及。

「すべてのイタリア人は今、日本の人たちに思いを寄せている」と述べ、「私たちは、自分たちが持っている手段を通して、日本の被災者の苦しみを和らげるよう招かれている」と支援を呼びかけた。

カリタス・イタリアは、日本の被災直後に連帯を表明、ただちに募金を開始すると共に、カリタス・ジャパンの活動を援助するための最初の資金として10万ユーロの提供を発表した。

イタリアは、2009年4月6日にアブルッツォ地方を中心に襲った中部大地震から間もなく2年を迎える。同地の震災に日本のカリタスは支援金を寄せている。このたび、祈りと連帯の交換のしるしとして、同地方アクィラ教区のカリタスは、30日夕、ピーレ村で祈りの集いを開催。この中で、信者たちは日本の被災地のために祈りを捧げ、日本支援の募金を行った。







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