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2011-03-30 18:41:10
聖アルフォンソ・リゴリを考察、教皇一般謁見
教皇ベネディクト16世は、バチカンで30日、水曜恒例の一般謁見を行われた。
謁見中のカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は聖アルフォンソ・リゴリ司教教会博士(1696-1787)を取り上げられた。
教皇のカテケーシスの要約は以下のとおり。
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親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今日のカテケーシスでは、聖アルフォンソ・リゴリについて考察しましょう。彼は18世紀の偉大な説教家、そして学者、教会博士です。
聖アルフォンソは、輝かしい弁護士としての将来を投げ捨て、司祭となりました。そして、教会、特に彼の出身地であるナポリの教会の刷新に偉大なる貢献をしました。
彼は祈りと信仰教育のグループを作り、まず町の貧しい人々の間でその使徒職を開始しました。その司牧活動が広がるにつれ、彼は神のみ言葉を広める宣教師たちの修道会として、レデンプトール会を創立しました。
聖アルフォンソの司牧的熱意は、彼の倫理神学の中にも発揮されました。聖アルフォンソの倫理神学では、 神の掟と私たちの持つ最も深い人間的な必要性・要求との相互関係が強調されています 。
彼の数多い霊的著書は、深いキリスト論とマリア信心に特徴づけられています。そして、特に聖体の前での祈りの実践の重要性を強調しています。
倫理神学者たちの保護者としても崇敬されているこの偉大な教会博士が、私たちを神の聖性への招きにますます完全に答えるのを助け、またさらに、新たな福音宣教への献身に司祭、修道者、信徒たちを駆り立ててくださいますように。
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