2011-02-24 16:33:38

教皇、レバノン大統領と会談「アラブ諸国の闘争の緊急解決を」


教皇ベネディクト16世は、24日、レバノンのミシェル・スレイマン大統領とお会いになった。

バチカン宮殿で行われた両者の会談では、キリスト教とイスラム教の様々な共同体が存在するレバノンの、自由と、尊重ある共存のメッセージを中東と全世界に伝えるという役割が期待された。

こうした中、諸宗教間の対話や、平和と和解の精神を養う教育のさらなる重要性が強調された。

中東情勢においては、緊張の続くアラブ諸国の状況に対し、現在も行われている闘争の緊急解決が一致して望まれた。

また、中東のキリスト教徒の現状と、彼らの社会への貢献についても関心が向けられた。

大統領は同日、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会談した。







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