2011-02-23 18:53:38

2011年の四旬節教皇メッセージ発表


2011年の四旬節に向けた教皇ベネディクト16世のメッセージが発表された。

「あなたがたは洗礼によってキリストと共に葬られ、キリストと共に復活させられたのです」(コロサイ2,12)をテーマとした今年のメッセージで、教皇は、四旬節という精神的に貴重な機会を通して、祈りと慈愛の業のうちに魂を浄化し、主キリストの贖いの神秘を豊かに汲み取るよう招かれた。

3章からなるメッセージは、1)洗礼の意味と四旬節との結びつき、2)四旬節を毎主日の御言葉と共に歩む、3)回心のための伝統的な信心業「断食・施し・祈り」の重要性、を主な内容として展開。

教皇は、洗礼は過去の儀式ではなく、受洗者の全存在を形成するキリストとの出会いであると述べ、この無償の恵みを常に刷新する上で、四旬節をかけがえのない機会として提示している。

そして、四旬節中の5つの主日に朗読される福音の言葉をそれぞれたどり、それらに導かれながら、復活祭に向けて真剣に歩むよう呼びかけている。

また、回心の業として、断食によって清貧を学び、施しによって他者に関心を向け、お金や物質的な執着から解放され、祈りによって永遠に向かう新しい時間の概念を養うようにと願われた。







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