2011-02-15 14:18:50

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2011.1.26)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

このカテケーシスでは、中世後期の秀でた女性、聖女ジャンヌ・ダルクについて考察しましょう。 

彼女は非常に宗教的な家庭に生まれ、幼い頃より神秘的な体験をしました。教会の危機、および故国フランスの戦争中に、祈りと神への完全なる奉献生活への呼びかけを受け取ると共に、愛国者たちの解放にその身を捧げました。

17歳の時、ジャンヌはフランス軍において彼女の使命を開始しました。彼女はイギリスとフランスの両国の間にキリスト教的和平を樹立する努力をしました。彼女はオルレアンの解放に参加し、ランスではシャルル7世の戴冠式に証人として立ちました。

しかし、その後、ジャンヌは敵軍により捕らえられ、異端者として火刑に処せられました。彼女はその苦しみの中でイエスの御名を唱えつつ魂を天に返しました。彼女に対する不正な判決は、25年後に覆されました。

聖女ジャンヌ・ダルクの霊性の中心は、キリストにおける、キリストのためのゆるぎない愛と、教会と人々への愛でした。

聖女ジャンヌ・ダルクの祈りと模範が、多くの人々を社会生活における神の御国の奉仕に駆り立て、キリストにおけるそれぞれの召命を完全に生きるよう励ましてくれますように。







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