2011-01-07 17:13:43

教皇、ローマの病院に子どもの患者たちを訪問


教皇ベネディクト16世は、主の公現の大祝日を翌日に控えた5日午後、ローマ市内の病院に入院中の子どもたちを訪問された。

アゴスティーノ・ジェメッリ総合病院は、サクロ・クオーレ・カトリック大学の付属病院。

同病院の小児科病棟と集中治療科を訪れた教皇は、小さな入院患者たちとその両親、医師や看護師など医療スタッフと交流された。

教皇は病室を訪れながら、子どもたちや家族に温かい言葉をかけられた。

また、教皇はこの訪問で、新しく設置された特別治療室を祝別された。

イタリアでは、主の公現の祝日に子どもたちがお菓子をもらう習慣があるが、病院のホールで行われた子どもたちとの集いで、教皇は入院中の子どもたち一人ひとりに、お菓子と贈り物を手渡された。

教皇はこの出会いで、「幼子イエスに贈り物を持ってきた東方の三博士のように、私も皆さんへの愛情と一致のしるしとしてプレゼントを持ってきました」と述べながら、「しかし、この降誕節に一番思い出してほしい贈り物、それは神様が皆さんに贈った、ベツレヘムの洞窟の中の幼子イエスです」と語りかけられた。

教皇は子どもたちのコーラスに耳を傾けられ、皆に祝福をおくられた。
 







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