2010-12-22 18:49:43

「主の降誕の偉大な神秘を観想しよう」教皇、一般謁見で


教皇ベネディクト16世は、バチカンで22日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

降誕祭を目前に控えて行われたこの謁見のカテケーシスで、教皇は、救い主の訪れを心を開いて待ち、救い主がこの世に入られるという神秘を驚きをもって観想するよう勧められた。

教皇のカテケーシスの要約は以下のとおり。

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親愛なる兄弟姉妹の皆さん

クリスマス前のこの日々は、キリスト誕生の神秘について観想するよう私たちを招きます。そして、人類の最も深い憧れ、大きな希望の成就である神の子の現存というこの上なく素晴らしい恵みに思いをはせるよう励ますのです。

私たちは、マリアとヨゼフと共に、そしてこの世に来られ私たちの間におられる神「エンマヌエル」、その約束された救い主を最初に迎え入れた人々と共に、彼らの心を満たしていたその同じ喜びを味わいます。

救い主は、私たちと同じ人としての肉体をとることによって、私たちを原罪から救ってくださいました。そして今、彼は私たちに世界を彼の眼差しで見るように、そして私たちの心をキリストの限りない憐れみと善良さで変革するために、彼自身と似た者となるようにと命じています。

今年のクリスマスには、幼きイエス様が、私たち皆が霊的に十分準備されているのをご覧になることができますように。

このクリスマス準備の日々に、多くの家庭で作る馬小屋は、やがて来られる主の到来への期待を雄弁に物語る一つのしるしです。 馬小屋は、子供たちそして大人をも、神の御子の受肉の神秘において啓示された神の愛の神秘にますます近づけてくれるのです。

クリスマスの偉大な神秘を大きな喜びと感謝のうちに観想できるよう、聖母マリアと聖ヨゼフの助けを願いましょう。







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