2010-11-11 18:23:05

教皇一般謁見・講話要約(2010.11.10)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

先週末、私はスペインおよびヨーロッパにおける偉大な2都市、バルセロナとサンティアゴ・デ・コンポステーラを司牧訪問しました。

コンポステーラの聖年に当たり、私もまた大聖ヤコブを崇敬するために多くの巡礼者たちの一人として巡礼することができました。

かの地で聖人の像を抱きしめる伝統は、大聖ヤコブが宣教したキリストの福音と、私たちが洗礼において受けた、日毎にキリストへの証しを立て、福音の真理と知恵への忠実によって社会を強化するという使命を抱きしめることを象徴しています。

日曜日には、偉大な建築家アントニオ・ガウディの傑作、サグラダ・ファミリア教会の献堂式をとり行いました。

ガウディはこの素晴らしい建築物を通して、イエス・キリストにおいて肉となった、あらゆる美の永遠の源泉を褒め称えることを望んだのでした。イエス・キリストは、教会において、すべての人々を神の住まわれる生きた神殿となるようにと招いているのです。

すべての家族が社会の中で独自の役割を十全に果たして行けるよう、また、スペインおよびヨーロッパの国民が、そのキリスト教的ルーツから今日の世界で歴史的な使命を実現していく力を得ることができるよう祈りましょう。







All the contents on this site are copyrighted ©.