英国訪問：教皇、諸宗教関係者との出会い
 

英国訪問中の教皇ベネディクト16世は、17日、諸宗教関係者とお会いになった。

同日午前、ロンドンのセント・メアリーズ大学で、カトリック系教育機関の関係者と生徒らとの集いを持たれた教皇は、続いて同大学内で英国の諸宗教指導者らと交流。

この席で教皇は、様々な伝統的宗教が誠実な対話と相互理解をもって、共に協力し合い、社会の善のために尽くすことは、大変重要と強調された。

教皇は、英国および世界のカトリック信者は、他の諸宗教との友情の橋を築き、過去のあやまちを正し、個人と社会間の信頼を推進し続けるだろうと述べ、人類の善と平和のためのさらなる協力・対話に意欲を示された。