2010-09-15 15:52:12

アッシジの聖クララをテーマに、教皇一般謁見、アジア南部での暴力に対話と信教の自由アピール
 


教皇ベネディクト16世は、バチカンで15日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

謁見中のカテケーシスで、教皇は中世のキリスト教文化をめぐる考察を続ける中で、特にこの時代の教会に影響を与えた女性として、アッシジの聖クララを取り上げられた。

聖クララは、13世紀のイタリアで、聖フランシスコから弟子として直接大きな影響を受け、清貧と謙遜の生き方を選び取り、女子修道会を創立した。

教皇は聖クララの生き方を紹介しながら、教会の刷新に大きな力を与えた勇気と信仰にあふれる女性たちの存在を示された。

この日、教皇はアジア南部各地、特にインド、パキスタン、アフガニスタンで最近続いた宗教を理由とした暴力や混乱を憂慮され、信教の自由を尊重し、和解と平和の論理が、憎しみと暴力の論理に打ち勝つようにと訴えられた。







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