2010-08-24 19:17:55

伊リミニのミーティングに教皇のメッセージ


教皇ベネディクト16世は、イタリアで開催中の「人民間の友情のためのミーティング」にメッセージをおくられた。

カトリック系運動、コムニオーネ・エ・リベラツィオーネが主催する同ミーティングは、国籍・宗教・職業を超えた様々な人々の出会いを創り出し、この人民間の友情の場から平和、共存、共通善を構築していくことを目的とするもの。1980年から毎夏リミニを会場に行われてきたこのミーティングは、イタリア国内の重要な教会系イベントとして定着している。

「私たちを偉大なものへと向かわせる心」をテーマとした今年のミーティングは、8月22日から28日までの7日間に、講演や討論会、展示やコンサートなど130の催しを予定している。

教皇はバチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿を通し、リミニのフランチェスコ・ランビアージ司教におくったメッセージで、自己の深い願望を実現し、より大きな充足を求める人間の心が、その本性としてより「偉大なもの」、神に向かっていることを指摘された。

神だけが人間のより深い飢えを満たすことができ、神を見出した者はすべてを見出す、と述べた教皇は、主と出会い、主を愛することで、人間の心が熱望する「偉大なもの」を神の中に発見することができるようにと、ミーティング参加者らに願われた。







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