2010-08-06 19:47:58

教皇一般謁見、国際侍者協会第10回ローマ巡礼


「イエス様を世界の中にもたらしなさい」

熱い真夏の日差しの照りつける8月4日、水曜日恒例の教皇一般謁見の会場となったバチカンの聖ペトロ広場は8万人からの巡礼者たちで朝早くから一杯になった。その中の大多数が国際侍者協会の少年少女たちで、今年で第10回目となるローマ巡礼への参加者たち。少年少女たちの中、約4万5千人はドイツやオーストリア、ドイツ語圏の国々からだった。この日の教皇のお話はドイツ語を行われ、その後教皇はイタリア語、フランス語、英語、スペイン語、ポーランド語、クロアチア語などでも巡礼者たちに心のこもった挨拶をくりかえした。

この日の聖ペトロ広場にはスイスから運ばれてきた巨大な聖タルチジオの銅像が飾られ人々の目を引いていた。この銅像はその後同殉教者ゆかりの地、ローマ郊外アッピア街道沿いのサン・カリストのカタコンベに置かれる。

教皇は先ず最初にこれだけ多くの少年少女たちがバチカンを訪れたことを大変嬉しく思うと感謝の言葉を送り、ミサに奉仕する少年少女たち侍者の保護者でもある少年殉教者、自分の生命をかけて聖体を守った「聖タルチジオ」を手本とし、私たちに対するイエス自身の最高の贈り物、聖体の秘跡にあくまでも忠実に行き奉仕する心を持つよう励ました。







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