2010-07-06 19:07:09

バチカン庭園に聖ヨゼフの噴水、教皇による祝別式


教皇ベネディクト16世は、5日、バチカン庭園にこのほど完成した「聖ヨゼフの噴水」の祝別を行われた。

聖ヨゼフに捧げたこの噴水は、バチカン内で第100番目の噴水となる。

バチカン市国行政庁(長官:ジョヴァンニ・ラヨロ枢機卿)の主導で製作されたこの噴水は、縦6メートル、横8メートルの楕円形で、壁面の銅版には、イタリアの彫刻家によって聖ヨゼフの生涯のエピソードを表した浮き彫り彫刻が施されている。

教皇は祝別式で、深い緑に囲まれ、様々な時代の芸術を証しするバチカン市国庭園をより豊かにすると同時に、神の御旨に日常生活を通して忠実に応えた聖ヨゼフの簡素で謙遜な生き方を喚起するこの噴水の完成に喜びを表された。

そして、教皇は「ヨゼフとマリアの婚礼」「ヨゼフの夢」「イエスの降誕」「聖家族のエジプトへの避難」「イエスを神殿で見つける」「ナザレの工房」の、聖ヨゼフをテーマにした6つの浮彫りの場面一つ一つを解説された。

教皇はこの噴水の製作に協力したすべての人々に心からの感謝を述べられた。







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