2010-06-12 12:09:53

教皇一般謁見・講話要約(2010.6.9)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

先週、私はキプロス島を司牧訪問しました。この島にキリストの福音を最初にもたらした使徒聖パウロと聖バルナバの足跡をたどり、小さくとも大変生き生きとしたカトリック共同体と交流しました。

私はこの訪問の実現において、政府関係者および東方正教会関係者の心からの歓迎に深く感謝しています。

マロン典礼、ラテン典礼の共同体の信者たちとの祈りにおいて、彼らの強い信仰と深い伝統、また社会および教育分野における熱心な活動を目の当たりにし心を打たれました。

キプロス島また中東諸国において、キリスト教徒たちは分裂を乗り越え、キリストの福音の証しに堅忍するよう招かれています。

ニコシアの日曜日のミサで、私は今年10月開催される「中東のための特別シノドス」の討議要項を司教らに託しました。

この代表司教会議が、古代から続くキリスト教共同体の交わりをますます強め、中東平和樹立の助けとなるよう祈りましょう。







All the contents on this site are copyrighted ©.