2010-06-10 17:34:10

教皇、スペイン首相と会談、経済危機、信教の自由、命や教育をテーマに
 


教皇ベネディクト16世は、10日、スペインのホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相の訪問を受けられた。

両者の会談では、ヨーロッパの状況や、現在の経済危機、倫理の役割などがテーマになったほか、中米・カリブ諸国や中東情勢にも話題が及んだ。

さらにスペインとカトリック教会の関係に触れる中で、信教の自由についての新しい法案提出の可能性、受胎の瞬間からの命の神聖さ、教育の重要性などが言及された。

また、教皇が今秋予定されているサンティアゴ・デ・コンポステーラとバルセロナ訪問、来年の世界青年の日におけるマドリッド訪問について、スペイン政府の幅広い協力が確認された。

この後、サパテロ首相は、随行したミゲル・アンヘル・モラティノス外相と共に、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教と会談した。







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