2010-06-10 17:33:55

司祭年終了行事ローマで、教皇と共に前夜の祈りの集い、イエスの聖心の祝日のミサ


昨年6月より開催されてきたカトリック教会の「司祭年」は、3日間にわたる記念行事をもって11日に閉幕する。

教皇ベネディクト16世は、生涯の奉仕を通して司牧者の真の模範を示した「アルスの主任司祭」聖ヨハネ・マリア・ビアンネ神父(1786-1859)の帰天150年を機会に、2009年6月19日から今年6月11日までを「司祭年」とし、司祭らの役務がよりよく果たされるための「霊的向上」の機会とすることを望まれた。

この1年間、教皇は積極的に司祭の役割、司祭職の大切さを教会全体に示されると共に、地域の教会でも「司祭年」を実り多いものとするための様々な行事や取り組みが行われた。
このたび「司祭年」の終了に伴い、世界中の司祭たちがローマに集い、教皇と共に閉幕記念行事に参加する。

9日(水)と10日(木)の午前、司祭たちはローマの城壁外の聖パウロ大聖堂と聖ヨハネ大聖堂で黙想とミサに参加。

「司祭年」閉幕を翌日に控えた10日夜、司祭らは教皇と共にバチカンの聖ペトロ広場で祈りの集いを持つ。

そして「イエスの聖心」の大祝日であると同時に「司祭聖化の日」である11日(金)、聖ペトロ広場での教皇ミサをもって「司祭年」を終了する。







All the contents on this site are copyrighted ©.