2010-05-21 17:56:40

教皇、アラブ首長国連邦の大使を迎える、完全な国交樹立後初
 


教皇ベネディクト16世は、20日、アラブ首長国連邦の大使を迎えられた。

バチカン宮殿を訪問したのは、ヒッサ・アブドラ・アウメド・アル・オタイバ大使。同大使は、バチカンとアラブ首長国連邦間の完全な国交関係が2007年5月に成立して以来、初めての大使として、この日、教皇に信任状を提出した。

教皇は大使の着任に喜びを表され、両国関係の今後一層の発展を期待された。

教皇庁とカトリック教会は、人間の尊厳を守ることを国際共同体における奉仕の柱としていると述べながら、教皇は、アラブ首長国連邦が多くの外国人労働者を受け入れ、平和的な共存と社会発展のために必要とされる条件を整えるよう取り組んでいることに、賞賛をおくられた。

また、行政当局から贈られた土地にカトリック教会が建てられたケースなど、同国の宗教の自由に対する配慮を教皇は大きく評価された。

信教の自由は社会の調和を生み、共通善に寄与すると話された教皇は、これからも相互の協力が深まることを願われた。







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