2010-05-14 17:13:14

ファティマ:教皇、社会司牧関係者との出会い「キリストの憐れみに学ぶ」


ポルトガル司牧訪問でファティマを巡礼された教皇ベネディクト16世は、13日午後、社会司牧関係者との出会いを持たれた。

三位一体教会で行われたこの集いには、カトリック教会系はもとより、国内で社会支援にたずさわる様々な組織の代表者らが参加した。

「神から愛を学ぶ人は、必然的に他者のための人となる」と教皇は述べ、キリストに一致し、正義と連帯を求める多くの人々へのキリストの深い憐れみに捉えられ、善きサマリア人のように助けを必要とする兄弟姉妹に具体的に寛大に応えるよう関係者を招かれた。

教皇はまた、霊的生活と使徒的活動の両立の難しさにも触れながら、現代の文化が安易で誘惑的な生活スタイルを提示する中、自分たちの奉仕の目的や将来、信仰とキリスト教的希望から来るその動機を見失わないためにも、心と精神と行動の深い調和は不可欠であると強調された。

そして、教育や福祉における支援活動が、普遍的兄弟愛の追求と人権の保護を推進するものであるようにと願われた。

教皇はこの夜、ポルトガルの司教らとお会いになった。







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