教皇、２日に北イタリア・トリノを司牧訪問
 

教皇ベネディクト16世は、５月２日（日）、北イタリア・トリノを司牧訪問される。

この訪問は、現在同地で行われている聖骸布公開を機会とするもの。

聖骸布は、キリストの遺体を包んで埋葬するのに使われたと伝えられる布で、トリノ大聖堂に保管されている。

同日午前、教皇はトリノ市内のサン・カルロ広場で市民参加のミサを司式される。

ミサ後、ピエモンテ州の司教らと大司教館で会食。午後、再びサン・カルロ広場で若者たちとの集いを行われる。

続いて、教皇は大聖堂を訪れ、聖骸布の前で祈りと観想の時を持たれる。

夕方、トリノ郊外に、聖ジュゼッペ・ベネデット・コットレンゴ神父が創立した「神の摂理の小さな家」を訪問。コットレンゴ神父の墓前で祈り、病者たちと交流される。

教皇は同日夜、バチカンに戻られる。