2010-04-27 18:38:43

教皇「司祭・修道者の召命のために祈りと福音的証しを」
 


教皇ベネディクト16世は、バチカンで25日、日曜正午の祈りの集いを持たれた。

「よい牧者の主日」と呼ばれる復活節第4主日、カトリック教会は「世界召命祈願日」を記念した。この日は、司祭や修道者への神の招き(召命)に、多くの人が応えることができるよう、教会全体が祈りを捧げることを目的にしている。

今年の世界召命祈願日のテーマは、「証しすることが召命を呼び起こすのです」。

教皇は、召命を呼び覚ますために、よい羊飼いである主に子らが心を開くよう祈り、み言葉や説教を通して神との交わりと満ちみてる命へと招くキリストの声に耳を傾けることの大切さを説かれた。

さらに、司祭たちに対し、聖櫃の前に留まり、ゆるしの秘跡を行い、厳しい節制を通してその召し出しと使命に完全に一致することで、今日の世界に強い福音的証しを示して欲しいと願われた。

教皇は、この日アンジェロ・パオリ神父(イタリア、1642-1720、履足カルメル会士)とホセ・トゥス・イ・ソレル神父(スペイン、1811-1871、カプチン会士)の列福式がローマとバルセロナでそれぞれ行われたことを報告、その喜びを共にされた。 







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