2010-04-02 17:36:57

聖木曜日:主の晩餐のミサ、教皇「イエスの祈りから生まれ、神を知らせ続ける教会」


カトリック教会の典礼は、1日午後、主の晩餐のミサと共に「聖なる過ぎ越しの3日間」に入った。

聖木曜日に記念される主の晩餐のミサは、キリストが最後の晩餐の中で聖体とミサ聖祭、司祭職を制定したことを思い起こすもの。また、このミサでは、キリストが最後の晩餐の前に愛と奉仕の模範として自ら弟子たちの足を洗ったことにちなむ「洗足式」が行なわれる。

教皇ベネディクト16世は、ローマ教区の司教座大聖堂、ラテランのヨハネ大聖堂で捧げられたミサで、イエスの最後の晩餐上での言葉の中から特にヨハネ福音書17章のイエスの祈りを深く観想。教会はイエスの祈りから生まれ、キリストの使徒たちは歴史の中で絶えることなく神の御名を知らせ続けるだろうと強調された。

洗足式で教皇は、祭壇前に並んで腰掛けた12人の司祭の足を洗われた。

なお、このミサで集められた献金は、ハイチ地震で崩壊したポルトープランスの神学校再建のために送られることとなった。







All the contents on this site are copyrighted ©.