2009-12-11 15:43:22

教皇、ベトナム国家主席と初会談


教皇ベネディクト16世は、11日、ベトナム社会主義共和国のグエン・ミン・チェット国家主席をバチカン宮殿に迎えられた。

同国家主席はこの訪問で、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿と外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会談した。

教皇およびバチカン国務省高官とベトナムの国家主席の会談は今回が初めて。一方、首相レベルでは、2007年、教皇とグエン・タン・ズン首相間で初の会談が実現している。

教皇庁は、今回のチェット国家主席の訪問をベトナムとの関係進展の意味ある一歩として満足を表明すると共に、諸懸案についても早期解決を期待した。

教皇と国家主席の会談では、教会と国家の協力に関するいくつかのテーマについて意見交換がされたほか、現在の国際情勢にも言及。特にベトナムとバチカンの多国間分野における役割が話題となった。







All the contents on this site are copyrighted ©.