2009-12-01 17:19:56

教皇、バルトロメオ1世総主教にメッセージ、聖アンデレの祝日に


聖アンデレの祝日を迎えた11月30日、教皇ベネディクト16世はコンスタンティノープル総主教バルトロメオ1世にお祝いのメッセージをおくられた。

聖アンデレは十二使徒の一人で、シモン・ペトロの兄弟。東方教会のエキュメニカル総主教庁(コンスタンティノープル総主教庁)は、聖アンデレを保護者とする。

教皇は聖アンデレの祝日にあたり、教皇庁キリスト教一致推進評議会議長ウォルター・カスパー枢機卿を団長とした使節をイスタンブールに派遣された。バチカンとエキュメニカル総主教庁は友好のしるしとして、毎年聖アンデレの祝日と、聖ペトロ・聖パウロの祝日(6月29日)に使節を交換している。

教皇はバルトロメオ1世総主教へのメッセージで、使徒聖アンデレをはじめ殉教者たちの生き方がすべてのキリスト者を励まし、愛を世に証しさせるようにと記された。

そして、キリスト教が今日の社会の多くの複雑な問題に立ち向かう中で、キリスト者同士が友好と相互尊重を深め、世界の平和と正義、共通善のために共に働き、より完全な一致に向けて歩めるよう奉仕したいと述べられた。







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