2009-11-30 18:44:30

アルゼンチンとチリ間の平和友好条約25周年、教皇、両国大統領とお会いに


教皇ベネディクト16世は、28日、アルゼンチンのクリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領と、チリのミチェル・バチェレ・へリア大統領とお会いになった。

この会見は、1984年、アルゼンチンとチリとの間に平和友好条約が締結され25周年を機に行われた。

前教皇ヨハネ・パウロ2世は、1978年、両国間の領土問題をめぐる闘争を回避するための仲裁を行い、1979年にはモンテビデオ条約が結ばれた。これを基礎に新たな両国関係の構築が進められ、数年後の平和友好条約に至ることになった。

この日、両大統領はそろって聖ペトロ大聖堂にある前教皇の墓を訪問したほか、記念碑の序幕を行った。

ベネディクト16世は両大統領への挨拶で、ヨハネ・パウロ2世の平和の使徒としての疲れを知らぬ働きを思い起こされると共に、家族・女性・子供たち、貧しい人々をはじめ、すべての人の尊厳と基本的権利が尊重される地域・国際社会の実現へと両国を招かれた。







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