2009-11-13 18:39:02

教皇「奉仕を通して神の愛を知らせよう」開発援助促進評議会関係者に


教皇ベネディクト16世は、13日、教皇庁開発援助促進評議会の関係者とお会いになった。

同評議会(議長:ポール・ジョセフ・コルデス枢機卿)は、「愛のために働く人々の育成過程」をテーマに12日から14日まで定期総会を開催している。

教皇は総会参加者への挨拶で、同評議会の活動上の重要な2本の柱として、福音を告げることと、人間の心と人間の生きる環境への関心を挙げられ、教会は救いのメッセージを告げるに当たり、人々の生活の具体的状況を度外視することはできないと述べられた。

援助事業で奉仕する人の大切な目的は、地上的・精神的なあらゆる面において人間を救おうとされる憐れみ深い神の御顔を知らせることであると教皇は強調。

キリスト者は世に属さないながらも、世に奉仕し世を愛するよう招かれていると述べた教皇は、福音の精神に従う者は誰でも、キリストの愛を証ししなければならないと話された。







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