2009-10-09 16:00:58

教皇、パレスティナ自治政府議長とお会いに


教皇ベネディクト16世は、8日、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長の訪問を受けられた。

両者の和やかな会談は、今年5月の教皇の聖地訪問の思い出から始まり、中東情勢についての意見交換がされる中で、特にイスラエル=パレスチナ間闘争に対し、すべての人の権利が尊重される正しく恒久的な解決策を見出す必要が強調された。また同様に、当事者間の相互協力と尊重、国際社会の支援の重要性も浮き彫りにされた。

このほか、パレスチナのカトリック信徒らの状況や、社会生活と市民間の平和的共存におけるキリスト者の貢献についても言及された。

この後、アッバス議長は、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿、外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会見した。







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