2009-10-01 16:08:04

教皇「リジューの聖テレジアの小さき道を歩もう」カステルガンドルフォ関係者に
 


教皇ベネディクト16世は、1日、カステルガンドルフォ滞在中の感謝を関係者に表された。

7月末からカステルガンドルフォの離宮で過ごされていた教皇は、間もなく滞在を終了するに当たり、地元のアルバーノ司教はじめ小教区司祭や修道者、市長ら行政関係者、警察、そして離宮職員らに挨拶をおくられた。

教皇は、この日典礼暦で記念されたリジューのカルメル会修道女、幼いイエスの聖テレジアを思い起こしながら、合理主義的・物質主義的な文化が浸透した現代社会において、同聖女が示す「小さき道」、幼子のような神へのまったき信頼こそ、物事の本質を見つめ、人生に意味と価値を与え、人間存在の深い疑問に答える「愛の道」であると述べられた。

リジューの聖テレジアに倣い、私たちを決して見捨てることのない、愛である神への完全な信頼の道を歩むよう教皇は招かれ、夏期の滞在に様々な形で協力した人々に心からのお礼の言葉と祝福をおくられた。

教皇は3日(土)に、カステルガンドルフォからバチカンに移られる予定。







All the contents on this site are copyrighted ©.