2009-09-10 18:12:05

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2009.9.9)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

東西キリスト教著作家たちについてのカテケーシスを続けながら、今日は聖ペトロ・ダミアノ司教教会博士について考察しましょう。

聖ペトロ・ダミアノは、11世紀初頭、イタリアのラベンナで生まれ、優れた作家そしてラテン文学者となりました。

また、その繊細な感受性は卓越した詩人としての才能に現われ、彼は多くの象徴的表現を駆使して超自然の世界を描きました。

聖ペトロ・ダミアノは、後年、創立間もないフォンテ・アッヴェラーナで修道生活に入りました。彼はキリストの十字架の救いの神秘に強く惹かれ、真のキリスト教生活の典型として、厳格な修道生活を促進しました。

聖ペトロ・ダミアノは、聖書の神秘的な理解に養われ、高邁な神学的教え、特に三位一体の神秘や、キリストとの一致、交わりとしての教会についての教えを残しています。また、そこから隣人たちとの愛に基づいた生活に関して多くの勧告を導き出しています。

1057年、オスティアの司教・枢機卿としての職を受け、当時の教会改革において時の教皇を勇気をもって補助しました。10年後、願いが叶えられ、再び修道院生活に戻りましたが、1072年の死に至るまで、祈りと活動を通して教会に奉仕し続けました。

聖ペトロ・ダミアノの模範と祈りによって、私たちもキリストと教会に対する愛を刷新することができますように。







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