2009-04-21 16:25:36

教皇、イタリア中部地震被災地を今月28日訪問


教皇ベネディクト16世は、イタリア中部地震の被災地、アブルッツォ州を、今月28日に訪問される。

バチカン広報局の発表によれば、教皇は同日早朝、ヘリコプターで、まずラクィラ市近郊のオンナ地区を訪れる。同地区はこのたびの地震で被害が最も大きかった場所の一つで、村の家屋のほとんどが崩壊・損壊し、多くの死者を出した。教皇はテント生活を余儀なくされている被災者とお会いになり、犠牲者の冥福を共に祈られる。

続いて教皇はラクィラ市内に向かわれる。今地震で多大な被害を受けたコレマッジョ聖堂において、教皇チェレスティーノ(ケレスティヌス)5世の聖遺物前で祈られる。

さらに建物全壊のため8人の若者が犠牲になった同市内の学生寮の跡地で、学生らのグループとお会いになる。

この後、教皇は郊外コッピトの税務警察署前で、被災市町村の各行政関係者、小教区主任司祭、市民、救助隊員、ボランティアらに言葉をおくられ、正午の聖母への祈りを共に唱えられる。

また、教皇はローマに戻られる途中、いくつかの被災地域上空をヘリコプターで通過される。







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