2009-04-20 18:43:28

教皇ベネディクト16世、登位4周年、多くの人々の祈りと精神的連帯に感謝


教皇ベネディクト16世は、19日、在位4年目に入られた。

ベネディクト16世(ヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿)が、ヨハネ・パウロ2世の後任として第265代目のローマ教皇に選出されたのは、今から4年前の2005年4月19日のこと。

また、教皇は今月16日、82歳の誕生日を迎えられた。

典礼暦で「神のいつくしみの主日」のこの日、教皇は滞在先のカステルガンドルフォで日曜正午の祈りの集いを持たれた。

復活節の喜ばしい雰囲気の中、教皇離宮の中庭には世界各国の巡礼者が集い、登位記念日の教皇に温かい拍手と歓声をおくった。

この席でベネディクト16世は、多くの人々が日頃教皇のために示す友情と精神的連帯、そして祈りに深い感謝を表され、自分を囲み支えるこの共同体のおかげで、自身が独りであると感じたことは決してないと述べられた。

そして、教皇庁の協力者らにはじまり、遠方の小教区に至るまで、カトリック教会は一つの家族であり、それに息づく心情は「信じた人々の群れは心も思いも一つにした」(使徒言行録 4,32)という言葉そのものであると説かれた。

初期のキリスト教徒たちの交わりは復活したキリストに真の中心と基礎を置いていると教皇は述べ、神のいつくしみの愛が昨日も今日も教会を固く一致させ、人類を一つの家族にするよう励ましていると強調された。







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