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2009-04-08 18:36:01
教皇、近くイタリア中部地震被災地へ、一般謁見で
教皇ベネディクト16世は、バチカンで8日、水曜恒例の一般謁見を行なわれた。
この席で教皇は、先日のイタリア中部地震で重大な被害を受けたアブルッツォ州・州都ラクィラとその周辺市町村に、お見舞いの言葉を新たにされた。
教皇は、現在被災地で懸命の救援にあたっている多くの軍関係者、ボランティア、救助隊員らの存在に触れながら、苦しい試練に置かれた人々への連帯の精神の大切さを強調された。
人々の苦しみと不安を深く心に受け止められた教皇は、可能な限り近いうちに被災地を訪れたいと述べられた。
そして、犠牲者に神の憐れみを祈り、遺族とすべての被災者を聖母の慰めに託された。
謁見中のカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は一年の教会暦の頂点である聖週間、特に聖木曜日から始まる「聖なる過ぎ越しの3日間」の典礼の重要性を説明、これらの典礼に参加し、復活祭に向けて精神的に歩むよう信者らを招かれた。
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