ヨハネ・パウロ２世帰天から４年、バチカンで追悼ミサ

前教皇ヨハネ・パウロ２世の帰天から、２日で４年目を迎えた。

この日の夕方、バチカンの聖ペトロ大聖堂でとり行われた教皇ベネディクト16世司式による追悼ミサには、教会関係者や、若者たち、ポーランドからの巡礼団など、多くの人々が参加した。

ミサの説教で教皇は、キリストの大胆な擁護者・勇敢な証し人として全生涯を生き抜いたヨハネ・パウロ２世を思い起こされ、福音の光を広めるためにあらゆる力を惜しまず、真理を告げることに決して妥協することのなかったその姿を見つめられた。

そして、ヨハネ・パウロ２世の力強い証しが、どれほど若者たちの司祭・修道者への召命を励まし、人々の回心を促し、信仰を支えたかを示されながら、これからも前教皇が天から私たちの日々の歩みを見守り続けてくださるようにと祈られた。
 ミサ終了後、教皇は大聖堂地下のヨハネ・パウロ２世の墓前で祈りを捧げられた。