2009-03-23 18:38:53

教皇、アフリカ司牧訪問終了、ローマへ


教皇ベネディクト16世は、23日、1週間にわたるアフリカ司牧訪問を終えられ、帰国の途につかれた。

この訪問で教皇は17日よりカメルーンとアンゴラの2カ国を訪問。カメルーンでは、今年10月にバチカンで開催の第2回アフリカ特別シノドス(世界代表司教会議)の討議要綱を手渡されたほか、内戦後の復興期にあるアンゴラでは、正義・平和・和解のある社会構築に向けて励ましを与えられた。

訪問最終日の朝、教皇はアンゴラの首都ルアンダの国際空港で送別式に臨まれた。

教皇は滞在中の人々の温かい歓迎に深く感謝されると共に、最後のアピールとして、食糧・仕事・住居など基本的必要にも事欠く貧しい人々への関心と連帯、戦争や差別によって国を追われた人々の保護、愛の文明を築くための赦しと和解・友愛をアフリカと全世界に今一度呼びかけられた。

そして、教皇は祝福と共にアフリカの地を後にされ、同日午後6時前にローマに戻られた。







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