2009-03-18 17:56:15

教皇アフリカ司牧訪問:カメルーン大統領と会見、司教団に励まし


教皇ベネディクト16世は、18日、カメルーンの政府要人や教会関係者との出会いを持たれた。

前日夕方、同国首都ヤウンデに到着された教皇は、空港での式典および市内のバチカン大使館に向かう道のりで、人々からの大変温かい歓迎を受けられた。

司牧訪問2日目、教皇は午前中、ポール・ビヤ大統領を官邸に表敬訪問され、個人会談を行なわれた。

続いて、市内のクリスト・ロワ教会で、教皇はカメルーン司教団とお会いになった。

教皇はこの席で、福音宣教の重要性を再発見するよう司教らに呼びかけられると共に、生誕2千年を記念する使徒聖パウロの姿を、宣教者の模範としてカメルーンの教会に示された。

「私が福音を告げ知らせても、それは私の誇りにはなりません。そうせずにはいられないことだからです。福音を告げ知らせないなら、私は不幸なのです」(1コリント 9, 16)というパウロの言葉は、司教のものであるべきと教皇は述べ、愛と希望のメッセージを待つ人々に福音を告げることはキリストから受け取った課題であると、教会の本質である宣教性を強調された。

そして、宣教を活性化させるために、教皇は、司教の司祭たちとの一致、神学生らの育成の必要性を挙げられた。

さらに午後から教皇は、マリ・レーヌ・デザポートル教会で、同国の司教、司祭、助祭、修道者、教会運動関係者ら出席のもと、夕べの祈りをとり行われた。







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