2009-03-13 18:29:34

教皇、イスラエルのチーフラビの使節とお会いに


教皇ベネディクト16世は、12日、イスラエルのチーフラビ庁の使節と、教皇庁カトリック=ユダヤ教宗教関係委員会のメンバーとお会いになった。

この会見で教皇は、今年5月に行なわれる聖地巡礼を、同地と世界の平和のために祈ると共に、カトリック教会とユダヤ教の対話を深める貴重な機会にしたいと抱負を述べられた。

豊かな共通の霊的遺産を持つキリスト者とユダヤ人の対話は必要であり、可能であると教皇は強調され、第2バチカン公会議の公文書「キリスト教以外の諸宗教に対する教会の態度についての宣言(ノストラ・エターテ)」が明確にする歩みをさらに前進させることをご自分の努めとして示された。

これに対し、ハイファのシェアー・ヤスフ・コーエン・チーフラビは、この出会いをカトリック教会とユダヤ教の対話のために有意義なものとし、あらゆる形の反ユダヤ主義やホロコースト否定を拒否しながら「ノストラ・エターテ」の精神に沿う教皇の取り組みに感謝を述べた。







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