2009-01-28 15:38:03

ロシア正教会:新総主教にキリル府主教を選出、教皇、対話の発展に期待


ロシア正教会は、27日、昨年12月逝去したアレクセイ2世総主教の後継者を選ぶ教会会議をモスクワで開催、第16代総主教にスモレンスク=カリニングラードのキリル府主教(62)を選出した。

キリル府主教は、1946年、レニングラードの生まれ。ソ連崩壊後選出された初めての総主教となった。

新総主教は、1989年よりロシア正教会の諸教会対話責任者を務めていたことから、これまでベネディクト16世と教皇選挙直後の2005年4月をはじめ、2006年5月、2007年12月の3回出会いを持っている。

教皇はキリル新総主教に祝電を送られ、新総主教がその大きな責務を果たせるよう神の祝福を祈られると共に、完全な一致を目指す上で、正教会とカトリック教会の協力と対話の発展を願われた。

キリル新総主教の着座式は2月1日(日)に行なわれる。







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