ステファノス・ガッタス２世枢機卿逝去

コプト典礼アレクサンドリア名誉総大司教のステファノス・ガッタス２世枢機卿が、20日、カイロで逝去した。89歳だった。

ステファノス・ガッタス２世枢機卿は、1920年、エジプトに生まれた。1944年、司祭叙階。1952年、ラザリスト会に入会。1967年、コプト典礼・ルクソール司教。1986年、アレクサンドリア総大司教（2006年現職引退）。2001年、枢機卿に任命された。

教皇ベネディクト16世は弔文で、教会への熱心で忠実な奉仕者であったと同時に、すべての人々との対話の精神に満ちていた同枢機卿を思い起こされ、エジプトのコプト典礼共同体や親族らと心を合わせその冥福を祈られた。