2008-12-17 18:12:10

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2008.12.17)


今日から降誕祭前の9日間の祈りが始まります。ここで私たちは神の子の到来の預言の実現を観想します。神の御子はベツレヘムの馬小屋でおとめマリアから生まれました。

降誕祭は皆に語りかけます。それはいのちの贈り物と、世界を新たにするための私たちの最も深い望みの実現を祝うのです。

現在、経済危機が大変多くの苦しみをもたらしています。それは、降誕祭の精神的な意味に目を向け、人となられ私たちの間に来られた神によってもたらされた希望を心に受け入れるよう私たちを促しています。

み言葉は、人類に救いをもたらすために肉となられました。その救いは神からの賜物としてのみ受け取ることができるのです。

万物を創造され、すべての被造物に根源的な意味を与えられたみ言葉は、私たちの間に住むために来られました。そして、み言葉は今私たちに語り、地上における私たちのいのちの深遠な意味を啓示し、私たちの目的である愛へと導いてくださいます。

幼きキリストにおいて、神は自らへりくだり、私たちの心の扉をたたき、神の愛、真理、いのちを無償で受け取るよう尋ねておられます。

降誕祭が近づくにあたり、神の約束に基づく希望に再び火を灯しましょう。そして、謙遜と単純のうちに、救い主が私たちと世界にもたらす光と喜びと平和を心に迎えましょう。







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