ペトロ岐部と１８７殉教者列福式：教皇、日本の信者たちと心を合わせて祈る

日本で行われるペトロ岐部と187殉教者の列福式を前に、教皇ベネディクト16世は、23日、日本の信者たちに向けてメッセージを送られた。

教皇は、同日正午バチカンで行われたアンジェラスの祈りの集いで、翌24日に日本の長崎で列福式が行われることを、巡礼者たちにイタリア語と英語で紹介。日本の信者たちと喜びを分かち合い、心を合わせて祈られた。

教皇はまず、イタリア語で次のように話された。

「明日、日本の長崎で、188人の殉教者の列福式が行われます。これらの人々は、すべて、17世紀前半に殉教した日本の男性と女性たちです。日本のカトリック共同体と、日本全体にとって重要なこの機会に、私の精神的一致をお約束します」。

続いて、教皇は英語の挨拶の中でこのように述べられた。

「長崎で明日行われるペトロ岐部と187殉教者の列福式に先立って、日本の兄弟姉妹たちと喜びを共にしょうではありませんか。殉教者たちのキリストにおける罪と死への勝利が、私たちを希望と勇気で満たしてくれますように。」