2008-10-14 15:29:01

教皇、パウロ年に捧げたコンサートを鑑賞


教皇ベネディクト16世は、13日夕、シノドスの参加司教らと共に、ローマのサン・パウロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂で行なわれたコンサートを鑑賞された。

このコンサートは、ローマで12日から始まった第7回宗教音楽国際フェスティバルの一環として行なわれたもの。

教皇が出席されたコンサートは、特に今年記念されている「パウロ年」と、バチカンで現在開催中の世界代表司教会議(シノドス)第12回通常総会に捧げられ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によって、ブルックナーの作品が演奏された。

終演後の挨拶で教皇は、パウロ年に、同聖人に捧げられた大聖堂で行なわれたこのコンサートは、コリントの信徒への手紙一(12章)で、パウロが各人が持つ霊的賜物の違いと一致について述べた後に、教会を様々な部分から組み立てられ、それらが互いに配慮し合う人間の体にたとえている箇所を思い起こさせたと話された。

オーケストラも合唱隊もまた、異なる楽器や声から構成されるが、それらを一致させる時、耳と魂に快いハーモニーを生み出すことができると教皇は述べ、この教えを信仰生活に生かしていくよう参加者らを招かれた。







All the contents on this site are copyrighted ©.